【4/11開催】国境を超えて学ぶ。 デンマークの”福祉”を探求しよう!
2024.03.18.Mon
カテゴリ:イベント, 未来へ
投稿者:杉山 旬
国境を超えて学ぶ。 デンマークの”福祉”を探求しよう!
⚫︎北欧の福祉最前線!デンマークの福祉を事例に学ぼう
4月11日(木)20時からオンラインにてデンマーク現地の高齢者施設で現在も働く
いつみ・ラワーセンさんをお招きし、デンマークの福祉について学びを深めるイベントを開催します!
⚫︎”デンマーク”と”ぐるんとびー”の関係について
私たちぐるんとびーはデンマークからたくさんのインスピレーションをもらい今に至っています。
始まりは、代表取締役の菅原が中学・高校の時間を東海大付属デンマーク校(現:ボーセイ・ホイスコーレ)にて過ごすところから始まっており、法人の名前である「ぐるんとびー」はデンマークの教育の父と言われる「N.F.S. Grundtvig」という偉人から名前をもらいました。
ぐるんとびーの社内には、スタッフがぐるんとびーの一員として大切にする”13の行動指針”といわれるものがありそれらデンマークの哲学や対話を重んじる文化などをヒントに創られています。
また、ケアの現場においてもデンマークの対人専門職が活用しているご利用者さんをアセスメントする際に用いるフレームワークを取り入れています。
このように会社の文化から、現場の実践までデンマークの福祉や教育、文化のおける考え方や価値観が散りばめられており、今のぐるんとびーの本質には「デンマーク」という国と密な繋がりがあります。
⚫︎”高福祉国家デンマーク”の今
私たち”ぐるんとびー”に大きな影響を与えたデンマークですが福祉の文脈では「高福祉国家」と言われ、世界でも幸福度が高い国として知られています。その背景には国民の福祉や社会的な支援が充実しており、教育や医療制度が整っており、高い税金を支払うことで、国民に対する福祉や社会保障が提供されています。
現在デンマークでは、在宅ケアについて力を入れていたり、テクノロジーの活用による働き手の環境改善やケアの質の向上など日本と同じように「高齢化社会」という社会問題に向き合いながら、持続可能な福祉システムを確立するため、また高齢者が自分らしい生活を送りながら、適切な支援やケアを受けられるようにすることが目指されています。
⚫︎今回のイベントで触れたい”ネホリ・ハホリ”
今回のイベントでは、約19年間デンマークに住みながら介護の現場で技術や哲学を学んできたいつみさんから福祉現場の目線から今、どのようにデンマークの福祉が変わってきているのか、またならではの課題などについてお話をして頂き北欧の福祉について探求していきます。
またデンマークから日本の福祉がどう見えるるのかも伺い、私たちが気づいていない日本の良さやデンマークにはない価値についても伺う予定です。
イベント自体は、人数にもよりますが参加者の皆さんの質問等も積極的に取り上げながら進めていこうと持っているのでぜひ、主体的な参加をお願いします。
⚫︎イベントの参加申込みについて
イベントの詳細や参加申し込みはPeatixより受け付けています。
―――【イベント概要】―――
日時:4月11日(木)20:00~21:30(19:50開場)
形式:オンラインZoom
定員:20名限定(定員になり次第、終了)
金額:無料(募金チケットを用意してます!)
―――【スケジュール】―――
※内容の詳細が決まり次第、さらにお知らせします!
20:00-20:10:イベント説明/概要説明
20:10-20:30:アイスブレイク
20:30-21:10:ゆるっとケアノバトーク
21:10-20:20:クールダウン
20:20-20:30:次回のお知らせ/クロージング
―――【登壇者ご紹介】―――
ラワーセンいつみ
デンマーク在住高齢者施設勤務
介護福祉士, 社会福祉士主事, 調理師
デンマーク在住18年。デンマークの
公務員/介護職として高齢者センターで17年間勤務。
日本では、老人保健施設にて相談員及び介護士として6年間勤務。
後に、ホームホスピス宮崎『かあさんの家』の立ち上げに携わる。
※ホームホスピス宮崎『かあさんの家』についてはこちら
―――【能登震災支援のご協力】―――
現在、ぐるんとびーでは能登震災支援活動も行っているため任意でチャリティーチケットを用意していおりますので申し込みの際には任意のチケットをお選びください。
※能登震災支援について
現在、ぐるんとびーでは、1月1日に発生した「能登半島地震」の支援活動を行っており、募金と震災支援のご協力をお願いしております。
※活動の詳細は弊社ブログをご覧ください
⚫️最後に
自分自身も2018年からデンマークに渡航し、北欧の福祉や教育について学び始めました。
日本とは違う福祉制度やケアの技術の根底には異なる文化や歴史があり、それは日本も同じことが言えると思います。
どちらが良い・悪いではなく、それぞれの取り組みやシステムから学び合い、良い部分を取り入れて目の前の問題を一つずつ解決していくことが大切です。今回のイベントがそんな一歩につながればいいと考えております。
当日、皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。
企画運営:杉山