ごちゃまぜブログ

【菅原投稿】何に困っているか明確な発信をしてほしい。

2024.01.31.Wed

カテゴリ:未来へ

投稿者:杉山 旬

【何に困っているか明確な発信をしてほしい。】

母にそう伝えていたり、僕らの発信から、

そう感じてくださっている方へ伝えたいです。

今回の災害支援は今までの災害支援とは
さまざまな面で違います。異次元だと僕は感じています。
被災地域は広域でありながら
そもそも山奥にありアクセスが悪いこと。
奥能登に関してはアクセスできる道が1本しかないこと。
その道も土砂崩れは震災ダムの決壊などにより
二次災害のリスクが今でも十分考えられること。
そのため、安易にボランティアの募集ができないこと。
平時からその地域特性があるにもかかわらず
そこにしかない文化を大切にその地を選択して
暮らしてきた人たちが対象である。
そして被災地域の高齢化率が非常に高いこと。
阪神淡路 15%
東日本大震災 25%
能登大地震 50%以上
✳︎%は1-4前後あり
超高齢化社会での高齢化災害、
介護災害が既に発生した地域で、自然災害が起こり、それが急速に進んだこと。
さらに、残された若者や働き手も、二次避難したことにより、
様々な理由で二次避難できない方と高齢者が取り残された。
言い換えれば、訳ありの方達の支援が必要になってきていること。
そして、日本社会としても、財源が少ない中でも
どこまで何をやるのか、悩む時代であること。
これから日本中でケアを受けたくても
受けられない人たちが沢山出てきます。
そこで働くスタッフもいなくなります。
インフラを整備したくても十分に整備できない地域がたくさん出てきます。
災害があったからといって、ここでどこまでそれらの
環境整備することが必要なのかと言うことは
僕みたいな一支援団体の支店であっても本当に考えさせられます。
そして南海トラフのシュミレーション的な裏テーマまであること。
二次避難を推進するために、避難所の環境を整えすぎないこと。
結果、こんなに支援を訴えても来ない災害は僕自身は初めてです。
✳︎僕は今目の前の最善を尽くすことと同様に、
この視点も同時に大切だと思っています。視点を変えるとおかしくないと感じることも、
おかしいと思えるし、何が正しいのかを模索し続けながら、
行政、自衛隊、関係初団体の方々が日々全力でもがき続けているのも感じています。
誰かが、どこかの視点で否定されることではなく、
様々な視点の中でその場の最善を考えていくことが大事だと感じています。
正解や、支援の形が決まっている医療や介護や
一定の条件下で生活する施設型ケアと違って、一人ひとりの文化に合わせながら、とは言え
できることの限界もある中、最善を考え行動していく
包括報酬の地域密着型サービスの思考プロセスに似ていると感じます。
キャンナス代表の母に、今何が必要なのか発信してくれれば支援ができるのに。
と言ってくれる人たちがたくさんいるらしいが、
課題が明確であり、目指すことがシンプルな災害支援では
全くないということが発信することを難しくさせていると僕は思っています。
だからこそ、現場では様々なことがありながらも、
それを飲み込み合いながら、頑張っている姿を発信しています。
そんなに支援のあり方が簡単だったら、
そんなにSOSの出し方が簡単だったら、
とっくにやってるよ。みんな。
正直に書くけど、じゃぁ、あなたたちの目の前の地域にも、
平治から追い詰められている人たちがいるんですよ。
その人たちに、その人たちが、
追い込まれているの、僕らはあなた方は、改善できずに毎日いる。
奥能登の災害支援のあり方は、
平時の生活困窮者支援や困難ケースとして
扱われている課題に近いものがあると感じます。
僕らが平地から解決できない日常そのものが同時多発的に起こっている現場だ
安易に、こうすればいいと言うのが非常に難しいです。
だからこそ、粘り強くこの課題は向き合わなくてはいけないし、
これをきっかけに日本は変わるべきだと強く感じています。
キャンナス災害支援チームの発信がうまくできていない事は、
改善するべきことでもあると思っていると同時に、
根底として非常に難しさがあることもご理解いただけたら幸いです。
何か動きたいと思う方は、まずご寄付をお願いします。
今、社会福祉法人弘和会、キャンナス などの
クラファンサイトを制作中です。
毎日毎日、支援のあり方に戸惑い、
何が正解かわからず、
日々心と体を動かしながら考え続けています。
生まれ育った輪島の街への愛情がものすごい
社会福祉法人弘和会の畝理事長や悦子さん始め
スタッフの方々の葛藤やものすごい苦悩、
その中での意思決定に微力ながらも
伴走させていただく中で僕もスタッフも心が動き、苦しい毎日です。
そんな僕らを冷やしてくださる源ちゃんハウス、詠子さん。
温かい目で見守ってくださる西村元一先生。
僕らも粘り強くがんばります。
至らない点が多々あると思いますが、
皆様も、粘り強いご支援をなにとぞよろしくお願いいたします。

そしてこれから日本全体が向き合っていくべき

地域包括ケアそのものだと感じています。

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