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『可能性を捨てない訪問看護』の実現へ。

田中 啓大

訪問看護ステーション 所属/看護師(管理者)
長崎県五島市出身。A型。乙女座。

『人を看る』
訪問看護の楽しさに出会う。

学生時代にバスケットボールで腰や膝を故障して、病院に通っていたことがきっかけでアスレチックトレーナーか理学療法士になりたかったのですが、志望校に落ちたんです。それで、身体全般に携わることができる看護師の専門学校に進学しました。

卒業後は大阪の病院に入職しました。配属されたGICU(集中治療室)では、患者さんをとにかく救命するのが役割であり、そこに当初は魅力を感じていました。一方で、患者さんの退院後の人生をあまり考えられない環境、関われない環境に対して、自分が何をしているのか徐々にわからなくなったんです。
「これって意味あるのか?」「医療って命さえ助けたらいいのか?」という疑問がわいてきて、これは一回看護師から離れたほうが良いと思って、3年半勤めた病院を退職して、個人事業主としてネットビジネスを始めました。

そのネットビジネスで結果が出始めたタイミングで、大阪から和歌山に引っ越して、訪問看護ステーションで看護師のアルバイトを始めたんです。そのときは訪問看護の仕事に魅力を感じていたというより、ネットビジネスと看護を両立させるための選択でした。しかし、そこで訪問看護の魅力にはまったんです。

病院で勤めていたときは「家で暮らしたい」という患者さんの願いに対して叶えられない現実を見てきました。しかし、訪問看護では「家で暮らしたい」という願いを叶えるお手伝いができることにとてもやりがいを感じています。

もともとは人の病気や身体以上に、機械やシステムに関心がありましたが、様々な経験を通して、システムだけを見て解決できることへの限界も感じ始めていました。
だからこそ、大掛かりな検査もなくデータも少ない中で人を看る訪問看護が楽しかったんです。自分自身の何かが変わったというより、元々持っていたものが引き出された感覚でした。

『医療』が中心ではない、
新しい世界観に惹かれて。

ぐるんとびー代表の菅原さんのTwitterをフォローしたのをきっかけに、zoomやクラブハウスで交流していく中で、ぐるんとびーの“キラキラ”した感じに興味を持ちました。

僕が知っているこれまでの看護や介護は、あくまで医療が中心で、訪問看護においても「生活を見る」とは言うものの、実際は医療が中心にありました。
しかし、ぐるんとびーは医療も「一部」でしかない、医療が中心ではない世界観が新鮮で“キラキラ”に見えていていました。それは自分が考えていた訪問看護の在り方とも病院のやり方とも全然違うものでした。

和歌山での訪問看護もそれなりに充実していましたが、1年ほど経つと訪問看護に対しての限界のようなものを感じ始めました。訪問看護も場所が異なるだけで、医療を中心とした仕組みの中でやっていることには変わりはなかったんです。そう感じ始めたタイミングで、ぐるんとびーに見学に行く機会があり、そこで働こうと決めました。

働いてみたらかなり大変だろうと想像していましたが、やっぱり大変です(笑)。外から見えていた“キラキラ”したところばかりではないし、病院とやっぱり変わらないんじゃないかと思うことは、ぐるんとびーでもあります。

しかし、崩したいときには崩せるような環境がぐるんとびーにはあります。それこそ利用者さんのことで医師と激しく意見を交わすこともありますが、それが本来のあるべき姿だと思っています。そうやって意見をぶつけ合える環境は、看護師としても人としても尊重されていると感じますし、自分が望んでいた環境だと実感しています。

『可能性を捨てない訪問看護』
の実現へ。

ぐるんとびーが目指していることは、まだまだ訪問看護では浸透していません。訪問看護は制度上で動く側面が強いことも影響しているとは思いますが、なんとかぐるんとびーが目指していることを実現したいと思って、走り出したところです。

ぐるんとびーらしい訪問看護とは、病気や老いなどによって失っている本人の生きがいややりたいことを、時にはリスクを冒したとしても最後まで支えきる『可能性を捨てない訪問看護』です。
「それは無理ですよ」って止める前に、「本当にそれってダメなのかな?」と考えることがすごく重要ではないでしょうか。できる可能性が10%だとしても、その10%の可能性を実現できるように全力を尽くすのがぐるんとびーらしさだと思います。

既存の制度に疑問を持って「これはおかしい」と考えている人はたくさんいると思いますが、最後までやり切る人は少ないのではないのでしょうか。ぐるんとびーの場合は、そこで人とぶつかってもやり抜いちゃうところが、他とは違うところです。これは菅原代表の言葉を借りると“覚悟”を持つことだと感じています。

利用者さんから、自分の発想にないことを言われることもありますが、それを否定せずに「それもいいよね」って受け入れられる人であることを求められます。菅原代表が言っている「常に考え続けなきゃいけない」ってそういうことなのかと思います。意見が合うかどうかよりも、自分達の意見をぶつけ合う覚悟があるかどうかですね。

それを給料もらってできる環境って本当に魅力的で面白いです。失敗する可能性があることを理解してくれている上で、「そう思うんだったらやってみれば?」って背中を押してくれるわけですから。自分の意見を受け止めてくれて、共感もしてくれる人が周りにいます。尊敬する人が職場にいる中で、マネジメントを任せてくれているのを粋に感じないはずがありません。チャレンジしたい人にとってめちゃくちゃ最高な職場です。

看護師 田中さんの歩み

大病院の看護師としてキャリアを歩み始めた田中さんは、大学病院で医療中心の看護を学び、現在は生活を看ることができる看護を目指しています。

看護師 田中さんの1週間

月曜〜金曜日は、訪問看護と管理業務を行います。毎朝ミーティングを行い、チームで一人ひとりの利用者さんの生活について考えます。その中で医療を中心にせず、社会・文化の側面もとらえながらケアを考えています。

①利用者さんの誕生日を祝う

1月1日が誕生日の方。看護師として。また一人の「人」として関わり、日常の延長線上にある「何気ない暮らし」になるよう心がけています。

②利用者さんの自宅へ訪問

生活の場で体調を確認しながら、時々医療的な視点も持ちながら関わります。

③ご家族も交えて一緒に過ごす

この日は、「プールに行きたい!」を実現するために本人とご家族と作戦会議。“危ないからできない”ではなく、”今だからできる” 方法を考えます。

④定期訪問

リハビリの介入をメインにしている方のところに3ヶ月に1回の定期訪問の日。ご本人の習慣やこだわりなど”文化的な側面” を大切に訪問しています。

Member’s Voice

    • 介護福祉士

    守りたい、ぐるんとびーらしい介護の姿。

    小規模多機能型居宅介護/介護福祉士 細田 亜矢

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    • 理学療法士

    「ともに暮らして支える」を体現する。

    小規模多機能型居宅介護/理学療法士 川邊 祐詩

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    • 言語聴覚士
    • 精神保健福祉士

    口から食べる喜びを、最期まで。

    訪問看護ステーション/言語聴覚士・精神保健福祉士 茂内 梓

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    • 理学療法士

    利用者さんが希望する暮らしを実現する。

    訪問看護ステーション/理学療法士 長井 雅弥

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    • 介護福祉士
    • 事務

    みんなの拠り所を守りたい。

    本部/事務・介護福祉士 富樫 里美

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    • 看護師

    『可能性を捨てない訪問看護』の実現へ。

    訪問看護ステーション/看護師(管理者) 田中 啓大

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    • 看護師
    • 准看護師

    ⽣活も医療も看ることができる⼈を⽬指して

    看護小規模多機能型居宅介護/准看護師 志藤 ももこ

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    • ケアマネージャー
    • 看護師

    看護師である前に1人の人間でありたい。

    小規模多機能型居宅介護/ケアマネージャー、看護師 石川 和子

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    作業療法士にとって最高の職場

    看護小規模多機能型居宅介護/作業療法士 久保 直子

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    • 経営企画

    北欧の学びで、最⾼のチームへ。

    経営企画部/人事担当 杉山 旬

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